第11回 ニューヨークの緑化事情

廃線になった高架鉄道跡に造られた空中庭園
前回に引き続き、NYC(New York City)の緑化事情です。
1980年頃まで使用されていた、貨物用の路線。近年の道路での輸送事情から廃線となり撤去すべくロビー活動が行われていましたが、鉄道ファンの活動により論議される中で、廃線の線路から草木が生えていることから、建造物を残すと共に、パブリックスペースとして活用する提案がなされ、当時のNYC ブルームバーク市長も応援し2004年には5,000万ドルもの予算が計上され、ハイラインパークとして再開発されました。
つまり鉄道跡地が公園となったのです。
公園といっても元々が輸送路なのですから河川敷にある遊歩道をイメージ頂けると判りよいと思います。歩行者用通路があり。その左右には様々な木々や草花が植えられています。
途中には、イベントスペースなどもあり、文化的なアトラクションも行われています。
大阪には空中庭園といわれる建造物があります。しかし実際には庭園とはほど遠いものなのですが、このハイラインはまさに空中庭園です。線路も残されているところもあり、その線路の上に移動式ベンチが設置されていたり、観光者や住民の憩いの場となっており、年間500万人もの人が訪れているようです。
カフェもあり、のんびりした一日を過ごせる新観光名所にもなっています。また高架下もこれに伴い再開発されていっており、新しいショップや飲食店街、ホテルも開業していき、NYCの新名所といっても過言ではないかもしれません。
なにより、空中(といっても元々が高架なのでやく10mほどですが)にビルの合間を巡る庭園がある。緑がある。
これにつきるのではないでしょうか。
再開発といえば、一旦リセットして真っ平らにして、再度立て直す。こう思われがちですが、古いものを上手く使い新しい技術で補う。このような再開発がもっともっと増えていって欲しいと思います。
町並みを残した、緑化の再開発。これを切に望みます。

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